中部地方の
紅葉・黄葉情報をお届けします。
今日の紹介地は
長野県南木曽町の ” 柿其渓谷 ” です。
長野県と岐阜県の県境付近で標高は550m前後。
木曽谷の景勝地で
エメラルドグリーンに輝く渓流が迎えてくれます。
見所は他にも
” 恋路のつり橋 ” と水量豊富な ” 牛ヶ滝 ” ・ ” 展望台 ” と
渓谷沿いのハイキング気分が存分に味わえます。
例年の紅葉狩りの時期は
11月上旬から中旬にかけてになります。
今シーズンは
11月12日現在
ようやく ” 見頃 ” を迎えました。
〈マイカーでのアクセス〉
R19号線から柿其入口信号を左折
柿其大橋を渡り本谷方面へ。(随所に標識があります)
〈公共交通機関でのアクセス〉
最寄り駅はJR中央本線の十二兼駅
柿其渓谷入口まで4キロ弱です。
それでは
今日の現地の様子をお伝えします。
前日の雨で
濁りが出てないか気にかけながらR19号線を北上。
夜半にも雨が降ったのか道路が濡れており
所々濃い霧の中を進みます。
道の駅 ” 賤母 ” (しずも)で一休み。
(天気は良く午前7時で気温6℃)
この先11キロ程で ” 柿其入口 ” の信号です。
この信号を左折
柿其大橋 ” を渡り ” 柿其水路橋 ” を潜ります。
この辺りから民家が点々と広がります。
小さな ” ダム ”
カーブに ” もみじの大木 ”
” かきぞれの里 ”(イベントスペース?)
を横目に観ながら進みます。
道幅の狭い箇所が多くありますが
渓谷への ” 矢印道標 ” のお蔭で迷う事はありません。
駐車場に到着です。午前7時50分
車は一台も止まっていません。
ここにはとても綺麗な水洗トイレが完備されています。
地図によると
渓谷の入口にも駐車スペースがありますが
聞いたところトイレも古いので・・・との事。
周りの山肌が
茶・黄・緑色と秋の深まりを感じさせます。
未だ
太陽の位置が低いので車内で待機。
午前8時30分 ようやく散策開始です。
観光地の環境整備 ” ご協力金入れ ” に心付け。
コインを投入すると
カラカラカラーンと心地よい音色が響きます。
渓谷の入口までは目と鼻の先でした。
駐車場から
河原に下りてみましたが未だ日陰の中です。
午前9時15分ころになって
ようやく渓谷全体が陽に包まれました。
( ” 恋路のつり橋 ” の下流部の河原になります。)
続いて
” 恋路のつり橋 ” に向かいます。
途中 ” 霧ヶ滝 ” 方面への急階段があります。
” つり橋 ” には
” 一度に5人まで ” の注意喚起。
また
左右に大きく揺れますので注意してくださいね。
橋を渡ると
” 黒渕 ”・” 牛ヶ滝 ” 方面の渓流沿いコースと
” 牛ヶ滝 ” への迂回コースに分かれます。
今日は
エメラルドグリーンに輝く水面を求め
” 黒渕 ”・” 牛ヶ滝 ” 方面へと進みます。
河原へは簡単に下りられます。が
角がとれた丸石が多いので
足元には十分ご注意くださいね!!。
先に進むと
崖崩れ現場なのでしょう。
一部ドーム状に鉄パイプで養生がしてあり
河原にも下りられず ” 遊泳禁止 ” の注意喚起もあります。
天井が開いているのでここは足早に通過です。
この直ぐ先に
” 黒渕 ” が広がっています。
今の時期は
所々の ” もみじ ” が紅く染まるのですが
日陰が多く燃える紅色には届いていない状況です。
それでも
” もみじの紅 ”・” 青葉の緑 ”・” 黄葉の黄 ” と
水面に映り込むグラデーションは堪能できます。
加えて
陽の差し込む川底は
鮮やかな ” 緑 ”・” 青 ” に輝いていますので必見です。
続いて
” 牛ヶ滝 ” に向かいます。
” 黒渕 ” から木階段を上って行くと展望所があります。
そこから ” 牛ヶ滝 ” を見下ろす事が出来ますが
急な階段上になりますのでご注意を!!。
この展望所で一休みです。
軽く糖分と水分を補給し先に進みます。
ここからは
” 滝見台 ” に下るコースと
” 恋路のつり橋 ” への山間コース
大桑村の ” 恋路峠展望台 ” への山間コースに分かれます。
” 悪天候時はここまで ” で
川沿いのコースではなく
山間のコースを使って引き返す様案内があります。
川が増水する危険があるのでしょう。
今日は天気も良いので
” 滝見台 ” に下りてみました。
非常に急な木階段で
しかも雨で濡れているので滑ります。
木の手摺があるのですが濡れて役に立ちません。
” 悪天候時はここまで ” の注意喚起に納得。
注意に注意を重ねて ” 滝見台 ” に到着です。
ここからは遮るものは何もなく
滝壺の先まで見通す事が出来て大満足。
エメラルドグリーンの滝壺にも感激です。
続いて
展望所まで戻り
大桑の ” 恋路峠展望台 ” に向かいます。
この山間コースは
若干のアップダウンがあるものの
楽なコースですが何者とも会わず寂しい限りでした。
しかし
” もみじ ” の紅葉はここが一番綺麗。
葉の裏から陽の光を通して観るとキラキラ輝きます。
黄葉も見事で黄葉のトンネルも随所で観られます。
先に進むと車道に出ました。
道標の矢印に従って
この林道を登って行きます。
少し登った所に
” 恋路峠 ” への道標があります。
数分で ” 恋路峠展望台 ” に到着です。
標高663m
展望台からは
雪を纏った山並み ” 木曽駒ヶ岳 ” でしょう。
アルプスの山並みと眼下には木曽川と民家。
今日は天気も良く爽やかな一日です。
帰り道は
黄葉探しで車道を下って行きます。
林道ともあって両サイドに黄葉が続き
何処を撮っても絵になります。
” 恋路峠 ” への道標を通過。
工事個所も通過します。
” 恋路のつり橋 駐車場 ” の道標に従い
少し下って行くと ” 恋路のつり橋 ” に到着です。
午後2時17分
渓谷の中は既に薄暗くなっていました。
午前8時30分から
午後2時17分 約6時間の紅葉狩りでした。
【紅葉のベストポイント】
” 牛ヶ滝 ” の展望所からの山間コース一体。
【黄葉のベストポイント】
” 牛ヶ滝 ” の展望所からの山間コース一帯。
” 恋路峠展望台 ” から ” 恋路のつり橋 ” への林道一帯。
” 柿其大橋 ” から ” 柿其渓谷 ” までの道中では
” ダム湖 ” に映る紅葉も良いかと思います。
また
” かきぞれの里 ” と 周辺の ” もみじの大木 ”
山肌のグラデーションも素敵ですよ。
紅葉・黄葉の状況ですが
落葉も殆んどありませんので
未だ1〜2週間程は楽しめると思います。
その折りには
是非 ” 霧ヶ滝 ” も一緒に
計画を立ててみては如何でしょうか。
日暮れの時間は
平地と違い非常に速いものです。
時間には十分な余裕をもってお出掛けください。
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2016年11月12日撮影
” 柿其渓谷 ” 駐車場辺りの様子です
” 柿其渓谷 ” の入口です
” 恋路のつり橋 ” 下流から河原に下りて撮ってみました
” 恋路のつり橋 ” 辺りの様子です
” 黒渕 ” の様子です
” 黒渕 ” の様子です
” 牛ヶ滝 ” 滝見台よりの様子です
” 牛ヶ滝 ” からの山間コースの様子です
” 牛ヶ滝 ” からの山間コースの様子です
” 牛ヶ滝 ” からの山間コースの様子です
” 恋路峠展望台 ” よりの展望です
” 恋路峠 ” の林道の様子です
” 恋路峠 ” の林道の様子です
” 恋路峠 ” の林道の様子です
渓谷の入口に戻って来ました
かきぞれの里 付近の ” 大もみじ ” です
” 柿其水路橋 ” 付近のダム湖の様子です
最後までご覧頂きありがとうございました。
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アーティスト名 Hiro.I
JUGEMテーマ:紅葉