写真で巡る自然散策記

私が訪れた四季折々の自然の風景・花の写真を掲載しています。
また、花の開花状況・撮影場所・撮影のヒント等も紹介していますので事前情報としてご愛読ください。
現地で新しい発見を試みてはいかがでしょうか!!。
ユネスコ無形文化遺産 須成祭 宵祭 2019 in 愛知

中部・東海地方の
お祭りスポットより
現地の様子をお届け
します。



今日は
愛知県海部郡
蟹江町の
 ” 須成祭 ” に訪れました。

祭りの起源は
疫病退散を祈願するためで
歴史は江戸時代に遡ると伝えられています。


祭の開催は
毎年8月の第一土日。


初日に ” 宵祭り ” が
翌日に ” 朝祭り ” が催されます。

2016年
「山・鉾・屋台行事」の祭りとして
ユネスコ無形文化遺産に登録されています。



〈 公共交通機関でのアクセス 〉
JR関西本線
「蟹江駅」より徒歩10~15分


〈 マイカーでのアクセス 〉
東名阪自動車道
「蟹江インター」より直ぐ。




【祭りの様子】


訪れたのは祭り初日。

19時30分 須成公民館にて宿囃子
20時15分 [飾橋] を巻藁船が出発
20時55分 [御葭橋] を通過
21時10分 [天王橋] に到着

この様なスケジュールで進行されます。

19時前
JR [蟹江駅] に到着。

改札を出ると
祭りスタッフがチラシを配布し
会場とスケジュールの案内をされていました。


先ずは
[飾り橋] へ向かいます。

主要の交差点には
警備員と祭りスタッフが
配置されていたので迷わず目的地へ。

街中の様に
建物の照明・街灯が少ないので
遅くまで滞在する際には懐中電灯があると良いかも。


19時20分
[飾り橋] に到着しましたが

既に提灯根の点灯・飾り付けが始まっています。

この時間は
人も疎らで移動もスムーズ。

しかし
20分も経つと橋上・東西の川岸は
見物客で一杯となりすれ違いもままならず。

お巡りさんの注意喚起が続きます。



20時15分
予定通り ” 巻藁船 ” が出発。

少し上流側の仕掛け花火
 (ナイヤガラの滝?) で出発が知らされます。

ゆっくりと動き出しましたが
竹竿で川底を押して進むのかと思いきや
川の東岸からロープで船を曳いて進みます。

船が近づくと
見物客は2・3歩下がり
道を譲ります。


続いて 

[御葭橋] へ向かいます。

こちも
見物客で大賑わい。

写真を撮るスペースもなく
橋から随分離れた所からの見物です。

この橋は
” 須成祭 ” の ” 巻藁船 ” が通る時だけ上げる
と言う珍しい橋で西側が巻き上げ式になっています。

橋付近では
仕掛け花火に『令和 須成祭』の
仕掛け花火文字が浮かび上がります。

また
金魚花火でしょうか
川に投げ込まれ川面をスイスイと。

アトラクションも終え
いよいよ ” 巻藁船 ” が巻き上げた橋下を潜って行きます。

提灯が橋にぶつかり
落下するアクシデントがあったものの
大事なく船は [天王橋] へ向けて進みます。



続いて
ゴール地点の [天王橋] へ

橋上と両岸は
見物客で溢れており
こちらも近づく事が出来ません。

船が到着し暫くすると
アナウンスがあり船上から ” 餅まき ” が。

皆さん
両手を広げてキャッチを試みますが・・・。


続いて
祭りの締めの打ち上げ花火のアナウンスが。

暫くして
花火が打ち上げられましたが
東側の川岸からは障害物に隠れちょっと残念。

橋上か西側の
川岸であればよく観られた事でしょう。



これで祭は無事終了。



 

□□□□□□

2019年8月3日撮影

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[飾橋] 巻藁船に提灯装飾をしている様子です

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[飾橋] 巻藁船の様子です

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[飾橋] 巻藁船に提灯装飾をしている様子です
ほぼ完成し関係者が次々と乗船中


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[飾橋] 巻藁船の出船準備が完了した様です

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[飾橋] 巻藁船の出船です

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[御葭橋] に巻藁船が近づいて来ました

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[御葭橋] を巻藁船が通過する様子です

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巻藁船の様子です

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巻藁船の様子です

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[天王橋] ゴール地点に到着です

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[天王橋] 巻藁船からの ” 餅まき ” の様子です

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祭り締めの打ち上げ花火の様子です


最後までご覧頂きありがとうございます。


” 祭り ” の情報は
今後も各地からお届けしますのでお楽しみに。

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写真・素材をお探しの方は こちら 
をご覧ください。
アーティスト名 Hiro.I

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三河一色大提灯まつり 2018 in 愛知

中部・東海地方の
祭り風情をお届けします。

今日は
愛知県西尾市の
” 三河一色大提灯まつり ” 初日の様子です。


祭りの起源は
1564年まで遡ります。

農作物を獣から守るために
大かがり火を炊いて
祈祷祭が行われたそうです。

その後
時代の風潮変化を経て
現在の ” 大提灯まつり ” が誕生したとされています。

境内には

2対6組12張の大提灯。

代表が拝殿から御神火を引き継ぎ巨大な蝋燭に
御神火が移され大提灯に献燈されます。

この ” 大提灯まつり ” は
県指定有形民俗文化財に指定されており
祭り期間中は内外から多くの見物客で賑わいます。



開催期間は
毎年26日と27
日。


【祭りイベント】

『26日』


 8:00〜10:30 12張の大提灯の掲揚(三河一色諏訪神社境内
               15:00 神学奉納
三河一色諏訪神社の神楽殿)
               18:00 神学奉納三河一色諏訪神社の神楽殿)
19:00〜23:00 献燈祭(大提灯に献灯

『27日』
  17:00 大提灯降納で祭りは終了 


〈公共交通機関でのアクセス〉
名鉄「西尾駅」より
名鉄東部交通バス「一色大宝橋」下車6分程

名鉄「碧南駅」より
名鉄ふれんどバス「大宝橋」下車6分程


〈マイカーでのアクセス〉
岡崎インター又は
音羽蒲郡インターより共に50分程



今日の様子です。

16時10分
名鉄西尾線「西尾駅」バスターミナルに到着。

今日は快晴で
西陽が容赦なく照り付け肌が焼けます。

そんな中
待つこと35分
「一色町公民館」行きのバスに乗車。

途中
少々込み合いましたがスムーズに運行です。


17時5分
「一色大宝橋」バス停に到着。


” 大提灯まつり ” の会場は
” 三河一色諏訪神社 ” の境内になります。

バス停から西進60m程
露店が並ぶ道を南進130m程で到着です。

境内には
中央の大提灯を取り囲む様に
露店がぎっしり立ち並んでいます。


17時20分
境内は30%程の人出で
自由に歩き回り撮影もスムーズ。


” 献燈祭 ” には
未だ時間があるのでこれからなのでしょうね!!。

大提灯は
拝殿に続く参道を挟み東西に3組6張づつ。

この大提灯は
歴史の登場人物の様が描かれており
6組の氏子が保存・管理されているそうです。
(上組、中組、大宝組、宮前組、諏訪組、間浜組)


時は18時

境内の様子と大提灯を一通り撮り終える。

露店で
” どて串 ” と ” 缶ビール ” を買い込み
境内の隅で祭り酒ならぬ祭りビールと洒落込む事に。

露店の ” どて串 ” は今までハズレなし。

柔らかく煮込んであり美味しく頂きました。

日本酒がなくて少々残念でしたが・・・。


そろそろ19時

献燈祭 ” の儀式(火入れ式)の始まりです。

大提灯の下では
スタッフがロープを張り
見物客とある程度の距離を作ります。


時は19時過ぎ

お祭りの起源や拝殿内の様子がアナウンスされ
今か今かとかたずをのんで
みな待っています。

されど

御神火と巨大蝋燭は
拝殿からなかなか出て来ません。

各組の代表が出て来たのは
19時20分ころ

大提灯の下で大蝋燭の芯を剥き

いよいよ手持ちの提灯から御神火を移します。

大蝋燭の大きさは

重さ80kg
高さ120cm
芯の直径10cm程。

火が落ち着くのを十分に確認し

大提灯への火入れが執り行われました。

それにしても巨大な蝋燭です。

19時30分
12張の大提灯に
火入れが無事に執り行われました。


蝋燭の灯だけでは
光量が足りないのか大提灯に変化が観られません。

祭り紹介のNet写真では
照明が当たり辺り一帯がとても明るい
イメージだったのですが・・・。


当時の様に
蝋燭の明かりしかない時代
ならではの風情と思って眺めて参りました。

ただ
時代の流れに乗りテストケースとして
蝋燭+α(LED)採用が2張あった様です。

また
大提灯の中に入れてくれる組もあり
この頃には境内の人出はピークを迎えていました。

拝殿は参拝者で長蛇の列。

境内は
歩き回るのがままならず人で大渋滞です。


境内一周に
混雑がなければ2分程度ですが
この時間には10分以上掛かってしまいました。



時は20時
そろそろ帰りのバス停に向かわねば。

人を縫う様にして先を急ぎます。

大通り手前では
太鼓が力強く打たれ
祭りは未だ
23時まで続くのです。

しかし
こちらは名残惜しんでいる場合ではなく
最終バスの乗り場へ急ぎます。


20時20分ころ
バス停の随分手前から長蛇の列。

満員で乗れない時は
「碧南駅」へ向かうバスが未だあるので
「西尾駅」行きの増便を期待して最後尾に並んで待つ事に。

ほぼ定刻で最終バスが到着。

先客が乗車し
満員御礼で札止めになった時もう1台バスが到着。


やれやれと
安渡の声が辺りから漏れ聞こえ

20時45分「西尾駅」に到着です。

今宵の祭り気分はここまでです。



□□□□□□

2018年8月26日撮影

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諏訪神社の大きな幟が会場への目印です

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境内に向かう道路の両側には露店がぎっしり立ち並びます

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鳥居越しの大提灯の様子です

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境内から観た大提灯の様子です

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境内から観た大提灯の様子です

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境内から観た大提灯の様子です

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境内から観た大提灯の様子です

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境内から観た大提灯の様子です

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献燈祭(火入れ式)
御神火から大蝋燭に火が移されました



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献燈祭(火入れ式)
移された御神火が落ち着くのを待ちます


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献燈祭(火入れ式)
火も落ち着きましたのでいよいよ大提灯に火入れです


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大提灯の内部の様子です

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” 間浜組 ” の詰め所に掛かる提灯です

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” 上組 ” の詰め所に掛かる提灯です

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” 諏訪組 ” の詰め所に掛かる提灯です

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” 大宝組 ” の詰め所に掛かる提灯です

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” 中組 ” の詰め所に掛かる提灯です

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会場目印の幟付近で盛大に太鼓を打っています



最後までご覧頂きありがとうございます。

9月も各地より
祭りの様子をお届けしますのでお楽しみに。


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JUGEMテーマ:夏祭り

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名古屋城夏まつり 2018 in 愛知

中部・東海地方の
祭り風情をお届けします。

今年も
名古屋市中区 ” 名古屋城内 ” で
” 名古屋城夏祭り ” の開催です。

開催期間は
4日(土)から15日(水)まで。

期間中の閉門時間は
21:00時まで延長しています。


【祭りイベント】

『名古屋城内』

 9:00〜17:45 三隅櫓の特別公開
18:30〜20:30 西の丸広場で大盆踊り大会       
16:00〜20:30 西の丸でグルメ三昧
日没後  〜      本丸御殿と天守のライトアップ

二の丸広場ステージではライブ、ダンス他盛沢山

『金シャチ横丁』
宗春ゾーン 22:30まで通常通り営業
      縁日の開催
義直ゾーン 20:00まで営業時間を延長
      演舞・おもてなし武将・姫隊の行列等々

詳細は
名古屋城公式ウェブサイトの
【名古屋城夏まつり】をご覧ください。


今日の様子

ライトアップされた
” 本丸御殿 ” と ” 天守 ” の写真撮りで19時に入城。


二ノ丸広場のステージでは
アイドルグループの熱唱に観客のエールが
辺り一帯に響き渡っています。

こちらはパスして
足早に本丸エリアへ急ぎます。

" 本丸御殿 " の
車寄せ前から撮影開始です。

照明はLED電球。

青・緑・白と
数段階の変化のある
微妙な配色でライトアップされます。

” 大天守 ” へのライトが白熱のため
” 本丸御殿 ” のLEDの光量が負けてしまいます。

露出の微調整にてこずりましたが
全ての色調を撮り終えやれやれと・・・。


続いて
天守前広場に移動し
” 本丸御殿 ” と ” 大天守 ”・” 小天守 ” 。
大相撲で言うと ” 三役揃い踏み ” ですね。

露出は先程で学習済み。
すんなり ” 三役 ” を撮り続けます。

時間は既に21時

ライトアップはここまでです。


続いて
キッチンカーや露店の並ぶ
西之丸の様子を観に向かいます。

盆踊り大会も終わって
このエリアは ” 花より団子 ” 。

皆さん
閉門真近まで
祭りの余韻を楽しんでいる様でした。


私は
夏の夜長風情を撮ろうと
宗春ゾーンへ。

植え込みの風鈴飾りへ足を向けます。

風鈴が風になびき
辺りに涼しげな音を響かせていますが
半面吹く風でタイミングを掴むの熱が入ります。

何とか撮り終え
今日はここまでです。


この後は
栄でバスの時刻を確認し繁華街で一杯。


日本酒3合に ” しめ鯖 ”
大皿おばんざいから
” 衣被 ”” 豆アジ素揚げ ”
” きんぴらゴボウ ”

を美味しく頂きました。

中でも
” しめ鯖 ” はぷりぷりで

噛めば噛む程味が出て絶品です。

まずは
” しめ鯖 ” からスタートしたいお店ですね。


お店紹介:日向 ひゅうが
中区役所の東側を3本南進
(デイリーストアの東向かい)
栄グリーンビル1階


【お勧めメニュー】
馬刺し、しめ鯖、刺身、
焼き魚、大皿のおばんざい他


焼酎・日本酒に魚の好きな方
一度立ち寄ってみては如何でしょうか。

おひとり様 カウンターへどうぞ。
店主と会話が弾みますよ。

こちらは

〔また寄りたい店リスト〕に登録済みです。


□□□□□□

2018年8月6日撮影

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” 本丸御殿 ” と ” 大天守閣 ” の様子です

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” 本丸御殿 ” と ” 大天守閣 ” の様子です

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” 本丸御殿 ” と ” 大天守閣 ” の様子です

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” 本丸御殿 ” と ” 大天守閣 ” の様子です

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” 本丸御殿 ” と ” 大天守閣 ” の様子です

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” 本丸御殿 ” と ” 大天守閣 ” の様子です

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” 本丸御殿 ” と ” 大天守閣 ” の様子です

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” 本丸御殿 ” と ” 大天守閣 ” の様子です

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正門側の ” 金鯱 ” 
ちょっと不気味な感じになってしまいました


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金シャチ横丁 夜の雰囲気を出してみました

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金シャチ横丁 風鈴飾り
レトロな仕上がりに撮れました


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日向ひゅうが 店内はこんな雰囲気です 
奥にテーブル席があります



最後までご覧頂きありがとうございます。

これからも
各地より夏祭りの様子をお届けしますのでお楽しみに。


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名古屋城本丸御殿 御湯殿書院・黒木書院 2018 in 愛知

中部・東海地方の観光スポットより
” 名古屋城 ” の様子をお届けします。

今日は
特別公開の 
” 西南隅櫓 ” を見学後

” 本丸御殿御湯殿書院 ” と ” 黒木書院 ” を観て来ました。

” 西南隅櫓 ” は

” 名古屋城夏まつり ” のイベントとして
まつり期間限定で三隅櫓の公開を行っています。


開催期間は
今日から15日(水)まで。

期間中の閉門時間は
21:00時まで延長しています。



今日の様子

” 本丸御殿の御湯殿書院 ” と ” 黒木書院 ” へは
” 表二之門 ” を潜り ” 本丸御殿の車寄せ ” を左

突き当りの仮設テントが受付で
入城整理券を受け取り時を待ちます。

 

毎時20分間隔のスケジュールです。

時が来るとツアー形式で
案内人が付いて
ナレーションをしてくれます。

大きな荷物をお持ちの方は
一時預かりをしてくれますので申し出てくださいね。

内部は将軍専用の
” 御湯殿書院 ”(風呂と風呂上りに涼む居間)と
 ” 黒木書院 ” (
清州城から移築した居住スペース)。


外からは玄関はありませんが
階段を上がると直ぐに ” 一之間 ” と ” 上段之間 ”。
この隣に ” 二之間 ” と ” 御湯殿書院 ” があります。

この3つの間は脱衣所と
風呂上りに涼む部屋として使われたそうです。


当時の風呂は
釜屋に設置された竈で湯を沸かし
風呂屋形に湯気を取り込む蒸風呂であった様です。

風呂屋形は
胡坐座りでゆったり1人分。
体育座りならば2人分のスペースだと思います。

内部が見られないのが残念ですが

今で言うサウナの様なスタイルですね。


参考までに
湯船に浸かる入浴スタイルが定着したのは
江戸時代に入ってからだとする見解が多い様です。



さらに進むと
松材が贅沢に使われた ” 黒木書院 ” が。
” 一之間 ” と ” 上段之間 ” が配置されています。

襖絵は落ち着いた水墨画が施されており
ここが将軍の寝室であったとされています。


 

造りは和風旅館の豪華な離れと言った感じで
ごくごく身近な親近感を覚えました。

現代風に言うと
DLKなしの 5
L-1サウナ?

見学の所要時間は1回15分程です。


【一言アドバイス】
まず最初にこちらの書院を見学し
次に ” 本丸御殿 ” の見学をする事をお勧めします。

せっかく来城したのに
全館観られなくて帰る羽目にならぬ様ご注意を!!。


今日は
猛暑を避け午前中で退散です。




□□□□□□

2018年8月4日撮影

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” 名古屋城本丸御殿 御湯殿書院・黒木書院 ”
第三工期を終えて ” 上洛殿 ” と共に現代に蘇りました


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” 名古屋城本丸御殿 御湯殿書院 ” 
” 一之間 ” の様子です 左には ” 上段の間 ” があります

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” 名古屋城本丸御殿 御湯殿書院 ” 
” 二之間 ” の様子です


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” 名古屋城本丸御殿 御湯殿書院 ” 
” 一之間 ” から ” 
風呂屋形 ” へ向かう廊下です

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” 名古屋城本丸御殿 御湯殿書院 ” 
 ” 風呂屋形 ” の様子です

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” 名古屋城本丸御殿 御湯殿書院 ” 
 ” 
風呂屋形 ” 前の脱衣所です

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” 名古屋城本丸御殿 黒木書院 ” 
随分落ち着いた趣の ” 二之間 ” の様子です

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” 名古屋城本丸御殿 黒木書院 ” 
随分落ち着いた趣の ” 二之間 ” の様子です

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” 名古屋城本丸御殿 黒木書院 ” 
随分落ち着いた趣の ” 一之間 ” の様子です

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” 名古屋城本丸御殿 黒木書院 ” 
奥が 
” 一之間 ” で 手前が ” 二之間 ” です

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” 大天守 ” の金鯱が輝いています

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” 本丸御殿 ” と ” 大・小天守 ”
バランスの取れたアングルですね


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” 天守 ” をクローズアップしてみました

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” 西之丸 ” グルメエリア
” 西南隅櫓 ” 付近の様子です



最後までご覧頂きありがとうございます。


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海の日名古屋みなと祭り 2018 in 愛知

中部・東海地方の
祭り風情をお届けします。

今日は
名古屋市港区の名古屋港で催される
” 海の日名古屋みなと祭り ” の様子です。

この祭りは
戦後の復興を目指す祭りとして
1946年(昭和21年)より始まり

1996年(平成8年)からは
” 海の日 ” の祝日に開催される様になりました。

築地口交差点より
地下鉄[名古屋港駅] まで露店が並び
時間規制で全面遊歩道になります。

露店は500件とも600件とも言われており
全国でも有数の規模で祭りが執り行われます。


海の日は
11時30分からの
” 筏師一本乗り大会 ” を皮切りに

19時30分開始の
” 花火大会 ” まで一日中各会場で
いろいろなイベントを楽しむことが出来ます。



〈 公共交通機関でのアクセス 〉
地下鉄名古屋港線「名古屋港駅」直ぐ。
まつり屋台を楽しむならば「築地口駅」が便利です。




今日の様子。

今日のお目当ては
” 筏師一本乗り大会 ” です。

地下鉄「名古屋港駅」から
会場の ” 南極観測船ふじ ” 北側の船溜まりへ向かいます。

一般見学者向けは

仮設テントが設営された椅子席とシート席。

到着は11時

幸いにも
シート席の最前列が確保出来ました。

直ぐにアナウンスが入り
一般応募した参加者の大丸太乗り体験と
競技者の演技
練習が開始。

11時30分に
運営関係者と競技に参加する筏師が勢揃いし

開会式が始まり大会が始まりました


丸太一本突き乗り 

丸太を廻さずに漕いで進む伝統の技です。
筏師の日常業務中の基礎技能で
これが出来ないと一人前とは言われないとか。


『名古屋港筏一本乗り』として
名古屋市無形文化財及び

名古屋市無形民族文化財に指定されています。


角材乗り
1人乗り対2人乗りで
角材を廻して進む対抗競技。

水車の様に水飛沫が上がります。



角材曲乗り
駒下駄履き 対
番傘をさしての対抗競技。

一本歯の下駄は滑りそうと思いきや
意外と安定していましたよ。

番傘は風の影響を受けるので
バランスが命。
風圧に耐え切れずに惜しくも着水。


大木の玉乗り と 丸太の2人乗り対抗競技
玉乗りでは加速が付かずのろのろ
2人乗り丸太は快調にゴールです。


角材曲乗り
二本の角材に1人づつ乗り
篭を担いで角材を回転させながら進む曲芸。

二人の息が合わないと篭が落水してしまいますが
無事担ぎ切りました。

篭に乗せられた少女は
さぞかし緊張したでしょうね!!



演舞披露
中津川市のおんぽい節保存会による
扇子の日の丸を組み合わせての団体演舞。


不安定な筏の上でお疲れさまでした


ロックローリング
一本の丸太上で相手を落としあう競技。

丸太を浮き沈めさせたり
水飛沫で目くらましをしたりと相手を牽制しあいます。



大丸太乗り(一般参加)
10人で一本の大丸太に乗りますが
直ぐに回転してしまい落水です。

丸太を廻すつもりがなくても自然に回転してしまう様です。



ロックローリング(一般参加)
筏師のアシストを得てロックローリングを体験。
静止状態では耐えられても回転すると直ぐに落水です。


会場は
暫らくどよめきと爆笑の渦に包まれます。


高六太鼓の
演奏
和太鼓の壮大な音が響き渡り
名古屋の猛暑を一瞬忘れさせてくれました。

不安定な筏の上でお疲れさまでした。


金の鯱
(しゃちほこ)
角材に3人乗って
中央の筏師が静止を保ち
両サイドではえび剃り倒立し鯱の姿を披露。

見事に決まりました。



木遺
筏の上に
荷上げする様を披露してくれました。




見せ場は満載で
あっという間に3時間が経過し
14時に全ての競技・演技が終了しました。


この後
食事処を探すのに苦労しましたが
築地口から東へ1本入った居酒屋で一息。

店内は浴衣姿の家族連れで大賑わい。

カウンター席で
冷酒2本と枝豆、どて串、串かつ、
牛筋煮込みを美味しく頂きました。

中でも ” どて串 ” は
柔らかくて良く味が染み込こんでおり絶品。

〔また寄りたい店リスト〕に登録です。


帰り際に
築地口交差点の和菓子屋さんで
お饅頭を数種購入し足早に地下に潜りこみました。


やはり
エアコンの効いた場所がほっとしますね!!。



来年は
花火大会も観てみようかな・・・!!


和菓子は

桃の入った寒天菓子 と
生クリーム入りつぶあん餅 は冷やして美味しく頂きました。

こちらも

〔また寄りたい店リスト〕に登録です。


□□□□□□

2018年7月16日撮影

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” 筏師一本乗り大会 ” の会場への案内板です
奥に見えるのは ” ポートビル ” です


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” 筏師一本乗り大会 ” の会場の様子です
丸太で四方筏が組み上げられています


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一般参加者の大丸太乗り練習の様子です
全員呆気なくほぼ同時に落水です


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開会式 筏師の法被姿

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筏師による筏一本乗り協議の様子です

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” おんぽい節 ” に合わせ演舞が披露されました

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一般参加者の大丸太乗り体験の様子です
回すつもりは無いのでしょうがどうしても回転しまう様です


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ロックローリング 超高速回転で対決です

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ロックローリング 水飛沫で目くらまし
と思いきや自身でバランスを崩してこの後落水です


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高六太鼓 筏が揺れるので大変そうです

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金の鯱が披露されました

20180716 TZ85_0372 nx2-1_640 480 50KB.JPG

木遺 筏の上に荷上げする様子を再現


最後までご覧頂きありがとうございます。

これからも
各地より夏祭りの様子をお届けしますのでお楽しみに。


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